重要なお知らせ!

2015年1月1日から、ホームページのURLは次のように変更となりました。ご変更方。

旧:http://www12.ocn.ne.jp/~n-ets/index.htm 2015/3/1 から使用不可)

  http://www.n-ets.server-shared.com/

住所・電話番号・E-mailアドレスは従来と同じです。

 

 

ノイズレコーダ
MODEL -5001
電磁雑音簡易記録システム

 

R5001_photo_24bit
上左……インタフェースユニット       
上右……記録計               
下……アンテナ・プローブとセンサユニット

R5001_drill_wave
この図は、210wの電気ドリルを起動した時の、伝導
波ノイズ(ドリル電源ライン)(ch1、上)、及び空間波ノ
イズ(ch2、下)を同時に記録したものです。     

 

ノイズレコーダ(R−5001)による波形記録テストレポート


 

電磁ノイズの連続波形記録を可能としました! 

偶発的に発生するノイズの波形と発生時刻を自動記録でき、 

ノイズ発生源の探索などに威力を発揮します。

 

  ■》  ラインを伝わる伝導性ノイズを2チャンネル同時に記録できます。       

    〜 このため、ノイズの侵入経路を特定し易くなります。

        なお、ユーザー側にて、観測対象周波数に合わせたアンテナを準備すれば、

       空中を伝わる空間波ノイズも記録できます。                           

  ■》  連続性ノイズも単発性ノイズも高感度に記録できます。                

    すなわち、連続的に放射される電波も、放電現象等に伴う過渡的なパルス

    波も高感度に記録できます。

  ■》  一本のプローブで広い周波数範囲をカバーできます。                  

    〜 感度特性:  100KHz〜1000MHz……85dBμV以上

1000MHz〜2700MHz……90dBμV以上

単発性ノイズ……90dBμV以上

  ■》  取扱は極めて簡単です。                                            

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

システム構成

R5001_sys_cofig

 

取扱方法とシステムの特徴 

 

u  伝導性ノイズの観測のためには、センサユニットに装着されたアンテナ・プローブを観測対象(ケーブル外周、筐体表面等)にケーブル・タイ、絶縁テープ等で密着してください。(例えば、bPチャンネルは電源線、bQチャンネルは信号線)

 

u  付属のケーブルで所定の接続を行います。記録紙・メモリーカード等をセットし、測定レンジ・時間軸・トリガーレベル等を設定します。その後インタフェースユニットの電源を投入すれば、記録計上「測定開始」のボタンを押すだけで測定が開始されます。

 

u  メモリーモードの測定状態では、測定対象部に予め設定されたレベル(トリガーレベル)以上の電磁ノイズが発生していなければ、記録計は静止したままです。

 

u  測定開始以降、(ORトリガーの場合)2チャンネルのうちのどちらかに、トリガーレベル以上の電磁ノイズ(連続性であれ単発性であれ)が発生した時ノイズの発生時刻及び所定時間の波形記録が自動的に行われ、その後また元の測定状態に戻ります。

 

u  センシング感度が鋭敏なので、頻繁に自動記録が行われる場合は、トリガーレベルを上げてください。また、暗ノイズレベルが高い環境の場合は、アンテナ・プローブと測定対象部の間に数o〜数pの絶縁物を介在させる等の工夫が考えられます。

 

u  センサの周波数特性は極めて広帯域となっているため、周波数ごとに複数のプローブを交換して使う等の必要はなく、専門知識なしで簡単にデータ収集が行えます。

 

u  ユーザー側準備のアンテナを用いて空間波ノイズの観測を行う場合は、アンテナ・プローブの替りに外部アンテナをセンサユニットに接続してください。空間波(1チャンネル)と伝導波(1チャンネル)の同時観測も可能です。空間波観測を正確に行うため、外部アンテナはなるべく窓側に設置してください。

 

u  時間を横軸としたアナログ波形が記録されますので、各種のノイズデータを蓄積すれば、波形の特徴からノイズ発生源の追及がやり易くなります。また、記録された時刻と同時に他の系統に何らかの異常が発生していた場合、異常の原因究明と修復のための有力な武器となります。

 

u  ノイズ対策前のデータと対策後のデータを比較することにより、対策の効果を容易に把握できます。

 

u  本システムは「高周波電圧の自動記録」を目的としているため、使う人のアイディア次第で「電磁ノイズの測定」以外の目的にも使用(応用)されることが期待されます。


 

仕  様 

 

.ノイズセンサ

 

型    名

S−5001

 

センサ特性

ノイズの種類

伝導性ノイズ

空間波ノイズ

 

(センサをインピーダンス50Ω系に整合させた時の公称値)

連続性ノイズ

感度特性(r.m.s.)

100KHz〜1000MHz…85dBμV以上

1000MHz〜2700MHz…90dBμV以上

ユーザ側により準備されるアンテナの特性に依存

単発性ノイズ

感度特性

90dBμV以上

許容耐入力電力

16dBm(40mW)

 

インタフェースユニット

出力電圧

±0.5V

 

使用温度範囲

15〜35℃

 

電    源

AC100V(50/60Hz)

 

アンテナ・プローブ

15X185o

 

寸    法

センサユニット

65X35X17o以下(コネクタ部除く)

 

インタフェースユニット

W410XH100XD230o以下

 

 

.記録計(参考) 

 

型       名

T−438

 

スロット数

 

分解能 

現象軸:1/8mm 時間軸:1/10mm

 

記録紙速度

20mm/s(メモリ記録)

 

記録幅

112mm

 

記録紙

11411T(W114o X L30m

 

 入力ユニット

8ビット分解能アナログ入力ユニット 938A11

 

 記録方式 

感熱式発色方式

 

 内蔵時計精度

日差±4秒

 

 電源

90V〜132VAC,48〜62HZ,60W

 

 外形寸法/重量 

W400 X H124 X D224mm / 約5Kg

 

 

 

 

このカタログに記載の仕様等については、予告なく変更することがありますのでご了承ください。


 

鋼管電設工業株式会社 ノイズ計測器販売総代理店

日本イーティーエス

194-0036 東京都町田市木曽東1-18-20

TELFAX 042-725-2496

E mail : sugayas@rapid.ocn.ne.jp

URL : http://www12.ocn.ne.jp/~n-ets/index.htm

 

lst_a_01

ノイズハンター (Y-9001) :電磁雑音簡易測定器(連続波測定用)

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ノイズハンター(P-1001):電磁雑音簡易測定器(単発パルス検知用)

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ノイズレコーダ(R-5001):電磁雑音簡易記録システム(単発パルス及び連続波記録用)

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ノイズレコーダ(R-5001)による波形記録テストレポート


また、開発のコンセプト等を記した次のページもご覧ください

電磁雑音計測器シリーズ

 


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